一日一話

光輝く日々よ!それが過ぎ去ったことを嘆くのではなく、それがかつてあったことを笑おうではないか ヴィクトール フランクル

国際教育里親の光と陰

シスターF と初めて出会ったのはもう40年も前のことであった 小柄で肉付きの良い50代の女性であった。カトリックのシスターということであったがシスターのよく着るような服は着ておらず普通の洋服を着ていた 東京からこの山国の私達の共通の友人の家に訪ね…

インテリホームレスの宮下さん第二話

【第二話 オレは乞食じゃない!!】 ある寒い冬の日のこと、 その日は珍しく夜ではなく昼に宮下さんがふらっと訪ねてきました。おそらく図書館が閉館の日だったんだろうと思います。 この寒い時期は持てる服全てを着て現れました。おそらく10枚以上の服を重ね…

インテリホームレスの宮下さん 第一話

【第一話 茶碗一杯の白湯が最高のごちそう】 宮下さんと会ったのはもう30年近く前になるだろうか。 忘れがたい思い出である。 その頃私は学習塾をしており毎日仕事が終わるのが夜の9時であった。 5時から6時が小学生クラス。6時から7時が中1クラス。7時か…

日本の民主主義教育の失敗の原因

日本に民主主義というものが根付かない。いつまでたっても日本の政治はまるでヤクザの親分争いをやっている。 政治家は利益集団の代弁者であって日本社会全体を考えて行動ができない。 それに対してたくさんの社会科学者やまたジャーナリストは日本の政治を…

テスト

今日このブログのタイトルを変更して1日一話としたしかしアップすると昔のタイトルが出てきてしまうこともあるのでしばらくテストを繰り返していこうと思う。 写真をアップしようとしたが上記のようにうまくいかなかった以上

ある帰国子女の悩み

もう20年以上前のある日のこと。一人の中学1年生になったばかりの女の子が私の経営している英語塾を訪ねてきました。彼女の希望はアメリカ人講師との一対一の個人指導でした.私は一対一の個人指導は料金が高いので大人数のクラスもありますよ、と言いました…